ペットの飼育頭数の統計(あまりアテになりませんが・・・)では、
ここのところ、ネコさんの伸びが著しいと言われております。

メディアでの取り上げ方もスゴイことになってますね。

ペットシッターという観点から見ても、
もともとネコさんのニーズはワンコさんより高い傾向があり、
ネコのお客様はたくさんいらっしゃいます。

ここでは、
シッターとしてたくさんのネコちゃんのお宅を訪問してみて気づいたことをご紹介したいと思います。

ワンコもニャンコも
ご飯のあげ方などそのご家庭ごとにいろいろな方式がありますが、
一般的に、イヌのご飯は置きっぱなしにはしないもの。
基本的にあればその分食べちゃうのがワンコさんです。

それに対し、ネコは少しずつ何度も小分けにして食べるというのが生来の性質です。

ですから、ウェットを1日1-2回あげるお宅であっても
それとは別にドライフードを置いてあるというのが一般的です。

そして、ネコさんは勝手気ままでマイペース、
好きな時に好きなことをするものと思われてます。

だからご飯も好きな時に好きなように食べる。。。
それは確かにその通りなんですが、

最初からフレンドリーなネコちゃんも
シャイで誰か来たら隠れて出てこないような用心深いネコちゃんも、

スタート地点はバラバラですが、
ネコちゃんと仲良くなればなるほど、
お世話で訪問した時に、さぁ!とご飯を食べるようになります。
いつでも食べられるように置いてあったご飯であっても、
シッター滞在中に急にモリモリ食べたりします。

訪問時に新しいご飯を出す場合、
人見知りネコちゃんの場合、最初は後で1人でゆっくり食べる傾向がありますが、
そんなネコちゃんでも、仲良くなると滞在中にその場で完食するようになります。

ご飯を食べるという行為は、いろいろなことを意味します。
楽しみでもあり、無防備な自分を見せる時でもあり、、、
大切で愛おしい行為です。

モリモリ食べながら、
そばにいることをちょくちょく確認して
また食べて・・・・と繰り返したりします。

擬人化してる!と笑われそうですが、
ネコちゃんといえど、一人っきりでいるより
そばに誰かいる方が食欲が湧いたりするものですよ。

ワンコの話で恐縮ですが、
うちのワンコは
夏の暑い朝、お散歩から汗だくで歩いてきて
帰ると、さぁ、ご飯だ!とお待ちかねなので、
「どうぞ」とご飯を出して、
私はちょっとシャワーを浴びに・・・とその場を離れたりします。

すると、ワンコは食べずに待ってるんですよ💦
もちろん自主的に。
シャワー浴びて戻ってきたのを見て、
やっとまた食べ始める。

イヌとネコは同じではありませんが、
シッターとしてお世話をしていると
ネコちゃんも明らかに
ご飯を食べる行為と人恋しい気持ちをが連動していると感じます。

ずっとお留守番していて、つまらないから寝てばかりいたコも
シッターがくると、起き上がってスリスリして、
”あ、ご飯食べよー”って気持ちになったりするのでしょうね。

だから食べている時はそっと見守ります。
完食すれば食器を洗ってから帰るし。

さらにご飯食べ終わると・・・
今度はトイレもシッターの滞在中に済ませるようになっていく傾向があります。

こちらのネコさん、
”あれ、帰るの? ちょっと待って、トイレ入っとくから”
と、言ってます(*^^*)


そしたらまた、トイレ片付けます。
そうすれば次もまたきれいなトイレが使えるのでいいですね。

個性いろいろのネコちゃんたちでも
ご飯とトイレと人恋しさ、
これは共通点アリアリだな~と感じる今日このごろです。

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