新型コロナウィルスが全世界で猛威を振るっております。
在宅勤務、外出自粛が呼びかけられていますから
当然のように従来通りのペットシッターのニーズは激減してます。
それはそれとしまして
お客様からのご相談で
もしご家族が感染された場合、どうしたらよいのかと。。。
つまり、ご家族が万が一新型コロナウィルスに感染してしまって
ペットちゃんのお世話がご自身でできなくなった場合に
お世話を依頼できるのか?ということですね。
もちろん、ペットちゃんのお世話は待ったがきかないことですから
放っておくわけにはいきません。
ただこの場合、気合いだけでいつものようにご自宅にお伺いしていいものではありません。
感染者が出てしまった環境に訪問シッティングというわけにはいかないとなった時、どのような対応がベストなのかとここのところずっと考えておりました。
東京都獣医師会が次のような指針を出しています。
新型コロナウィルスに感染した人が飼っているペットを預かるために知っておきたいこと
これに準じた行動をするためには
当然ながらけっこう大掛かりなことになります。
人間の間で蔓延しているこのウィルスは
この形のままでペットに伝染ることはないとされていますが、
感染者と”濃厚接触”しているペットの被毛にはウィルスが付着していることになるのでお世話のバトンタッチをする上で、どうやって受け渡しをするかが肝になるのですよね。
ご家族もまた濃厚接触者ですし、そうでない人が入っていく場合には防護服のような装備が必要です。ここは考えどころですね。
通常のお世話のようにシッター1人だけの対応ではなく、
複数の方々の協力を仰ぐ必要が出てくる可能性が高いです。
ペット保険で有名なアニコムさんが次のような取り組みを開始されました。
コロナ感染者のペットを無償でお預かりする「#StayAnicom」プロジェクトを始動!
素晴らしい取り組みですが、
やはり預けるためには
「感染者と濃厚接触していない人が施設までペットを連れて行く」
必要があります。
それでも、もしアニコムさん側の受け入れが可能なのであれば、
たとえばシッターである私が仲介をすることが可能かもしれません。
既存のお客様とペットちゃんのことは
ご事情もある程度存じ上げていますので
もしもの時はご相談ください。
誰も体験したことのない事態。
ヒトの不安はペットにも伝染します。
ヒトの健康はもちろんペットちゃんの健康も守るため
こんな時は単独での判断や行動では限界も多いものです。
周囲と連携し合って乗り越えていきましょう。